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「最近、いびきが大きいよ、大丈夫?」
家族からそう言われたことはありませんか?
本人は眠っているため気付きにくいものですが、実は睡眠時無呼吸症候群(SAS)が見つかるきっかけとして最も多いのが、家族からの「いびき」の指摘です。
「いびきくらいで病院に行くのは大げさでは」と思われるかもしれません。
しかし、いびきの背景に睡眠時無呼吸症候群(SAS)が隠れている場合、将来的な健康リスクにつながることがあります。
今回は、いびきと睡眠時無呼吸症候群(SAS)の関係について解説します。
いびきはよくある症状ですが、放置してよいとは限りません
いびきは、睡眠中に空気の通り道である気道が狭くなり、空気が通る際に周囲の組織が振動することで起こります。
疲れている日や飲酒後だけにみられることもありますが、毎晩のように大きないびきをかく場合は注意が必要です。
特に、
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いびきが以前より大きくなった
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途中でいびきが止まる
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「呼吸が止まっていた」と言われた
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朝起きても疲れが取れない
といった症状がある場合は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、眠っている間に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりする病気です。
中でも最も多いタイプの閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)では、睡眠中にのどの奥が狭くなることで空気の流れが妨げられ、体内の酸素が不足しやすくなります。
大きないびきをかいていたと思ったら急に静かになり、その後に「ガッ」と息を吸うような様子がみられる場合は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の典型的なパターンの一つです。
ご本人よりも、同じ部屋で寝ているご家族のほうが異変に気付きやすい病気といえるでしょう。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は高血圧などの原因になることがあります
睡眠中に呼吸が止まる状態が繰り返されると、身体は慢性的な酸素不足にさらされます。
すると自律神経である交感神経が過剰に働き、血圧が上がりやすくなります。
実際に、睡眠時無呼吸症候群(SAS)は高血圧との関連がよく知られており、降圧薬を服用していても血圧がなかなか下がらない方のなかに、この病気が隠れていることがあります。
また、高血圧だけでなく、
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糖尿病
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脂質異常症
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心筋梗塞
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脳卒中
- 肥満
などの生活習慣病や心血管疾患とも深く関係しています。
健康診断で血圧や高血糖、肥満を指摘されている方は、睡眠の質にも目を向けることが大切です。
「いびきだけ」と思っていると見逃してしまうことがあります
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の怖いところは、本人は自覚症状が少ないことです。
日中の眠気や疲労感があっても、「年齢のせいかな」「仕事が忙しいからかな」と考え、そのままになっているケースも少なくありません。
一方で、家族から見れば、
「毎晩大きないびきをかいている」
「呼吸が止まっていて心配になる」
という状況が続いていることがあります。
繰り返しになりますが、家族からの指摘は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を発見する大切なサインなのです。
検査はご自宅で受けることができます
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査というと、入院が必要だと思われる方もいらっしゃいます。
しかし、まずはご自宅で行える簡易検査から始めることが可能です。
小型の検査機器を就寝時に装着するだけで、睡眠中の呼吸状態や酸素飽和度などを調べることができます。
普段と同じ環境で検査を受けられるため、お仕事などで忙しい方でも取り組みやすい検査です。
まとめ
いびきはありふれた症状ですが、その背景に睡眠時無呼吸症候群(SAS)が隠れていることがあります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、高血圧をはじめとする生活習慣病とも関係が深く、放置することで将来的な健康リスクにつながる可能性があります。
家族からいびきを指摘された方や、「呼吸が止まっている」と言われたことがある方は、一度検査を受けてみることをおすすめします。
当院では睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を行っています。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
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